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トルコ風

トルコ風

トルコでの婚姻

トルコでの婚姻方法は統一されていないようだ。
トルコでの滞在時間が少ないので全ての書類を日本で揃えようと思った私はオオバカであった。
私の場合、トルコで発行されたもの以外は認められなかったのである。
それを前もって知っていれば、もう少し穏やかな日々を送れたのにね。

パスポート
戸籍謄本
ID写真 10枚以上

これだけ持っていけば良かったのである。

現地で日本大使館に行き
婚姻用件具備証明書をトルコ語で書かれたものを受け取り
(日本では法務局で入手できる)
裏にトルコの外務省の印をもらう。
日本では無料なのだが現地では1500円程度の手数料が必要であった。

血液検査とX線の検査をしてお医者さんと面接する。
そしてサインをもらったりと・・・。
やたらとお金と時間がかかることをする。

私の場合彼の住民票がある地域で挙式をあげられなかった。
管轄の役人は、3ヶ月以上前に全ての書類を整えて一緒に予約に来いと言ったようだ。
(ちょっとこのことは、よく分らない。とにかく駄目だった。)

唯一認めてくれたのは隣町の役人であった。
私はそんないきさつがあったと知らなかったので
命の恩人の彼女に会ったときも冷静であったというか怒っていた。
彼の住民票がその地域にないので一つ多くの書類が必要であったのに
彼はそれを持っていなかったのである。(笑)

役人とのやりとりの言葉が分らないからどの程度の問題か分らなくて・・・。
とても怒っていた私・・・。

その後、何度か彼女と会う機会があった。
彼女は私の名前を覚えていたのだ。
後々聞くと、彼は何度も彼女の元を訪れ力になってもらったというのである。
(早く教えてくれって。)

彼女なくしてこの結婚は成立できなかったのである。





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